

Google search consoleって、どんなツールなの?
グーグルサーチコンソールの登録の仕方が知りたい!
所有権が登録されないんだけど、何が間違っているの?
当記事では、このようなお悩みにお答えします。
Google search console(グーグルサーチコンソール)の登録は、やり方さえ分かってしまえばとても簡単なのですが、少しでも間違えてしまうとエラーが出てしまいます。
エラーが出ると自分で対処しなくてはならないため、なるべくなら、失敗せずに登録を成功させたいものです。
そこで、ここではGoogle search console(グーグルサーチコンソール)の登録手順を、実際の画面を使って詳しく・丁寧に解説していきます。
私と同様の手順通りにすれば大丈夫ですので、ぜひ、読み進めながらGoogle search consoleへ登録してください。
今回解説しているサーチコンソールの登録方法は、エックスサーバーを使用している方法です。基本的にやり方は同じですが、他のサーバー会社と異なる可能性があるので、ご注意ください。
なお、まだWordPressブログを開設してない方は、ワードプレスの始め方をブログ初心者に解説!をみて、ブログを開設してください。
そもそもGoogle search console(グーグルサーチコンソール)とは?
グーグルサーチコンソールとは、Googleが提供している無料ツールのことです。Google search consoleでは、
- 自分のブログの記事はどんな検索クエリで表示されているのか?
- その検索クエリで何度検索結果に表示され、何位なのか?
- Googleに自分のブログがどのように認識されているのか?
など、キーワードに関するブログの分析が行えます。
例えば、自分が狙っているキーワードで上手く検索順位が上がっていない場合、その記事は検索意図に合っていないorライバルが強すぎる記事だと推測でき、対処法を練ることができます。
また、どの外部サイトから被リンクが貼られているか?Googleから手動ペナルティを受けていないか?などの確認もできます。
ハッキリ言って、Google search consoleを導入していないブロガーは存在しません。いるとすれば、Google search consoleの存在を知らないブロガーだけです。
あなたは今、グーグルサーチコンソールのことを知りました。ぜひこの機会に、グーグルサーチコンソールをブログに導入しましょう。
【2020年版】Google search consoleの登録方法・手順を解説
では、さっそくGoogle search consoleの登録方法・手順を詳しく解説していきます。グーグルサーチコンソールの登録は、以下の5つのSTEPで行っていきます。
- Googleアカウントの取得
- Google search consoleへアクセス
- ドメインの登録
- サーバーパネルでDNSレコード設定
- サーチコンソールでドメイン所有権の確認
何やら難しそうですが、実際にやってみるとそこまで難しくありません。
それでは、一つずつ登録手順を解説していきます。
登録までのSTEP1.Googleアカウントの取得
まず、Google search consoleへ登録するためにはGoogleアカウントを取得する必要があります。
Googleアカウントは、Googleアナリティクスやグーグルアドセンスの登録にも必要となるので、この機会に入手しておきましょう。
登録までのSTEP2.グーグルサーチコンソールへアクセス
Googleアカウントを取得しましたら、Google search consoleへアクセスしましょう。以下のリンクをクリックして、グーグルサーチコンソールへアクセスしてください。
上記のリンクをクリックしたら、Google search consoleのトップページが開きます。「今すぐ開始」をクリックしてください。
すると、ログイン画面が現れます。先ほど取得したGoogleアカウントの情報を打ち込み、「次へ」をクリックしてください。
「次へ」をクリックしたら、Google search consoleの画面が現れます。画面左上部分をクリックし、「プロパティを追加」をクリックしてください。
「プロパティを追加」をクリックすると、以下のような画面へ移ります↓
「プロパティタイプの選択」ですね。
このように、「ドメイン」と「URLプレフィックス」の二種類が表示されるのですが、今後の手間を省くために、今回は「ドメイン」を選択してGoogle search consoleへの登録を行います。
サーチコンソールの「ドメイン」と「URLプレフィックス」とは?
ドメインとURLプレフィックスを簡単に説明すると、以下の通りです。
- ドメイン…ブログ全体で計測する
- URLプレフィックス…「ブログ全体」または「特定のページ」を指定して分析する
要するに、自分のブログの特定のページを分析したい場合は「URLプレフィックス」を選びましょうということです。どちらを選んでも「ブログ全体」の集計自体は出来ます。
結局、「ドメイン」と「URLプレフィックス」はどっちがいいの?
私は「ドメイン」をおすすめしています。先述のように、「ドメイン」を選択する方が、今後の手間が省けるからです。
まず、URLプレフィックスの場合、URLが少しでも異なると、きちんと計測できなくなります。
例えば、ブログURLを「http://~」と登録してしまうと、「https://~」のURLは計測できなくなります。
同様にして、「https:~」と登録すると、「https://www~」のURLは計測できなくなります。これは、全て「個別のURL」と認識されることで起こります。
よって、URLプレフィックスで正しく計測する場合、全てのパターンのURLを登録しなければならないのです。
一方で「ドメイン」は、すべてのURLを同一のものと認識してくれます。
「ドメイン」を選んでサーチコンソールに登録すれば、全てのURLを自動で計測してくれます。ですので、URLプレフィックスのように、「手動で一つずつURLを~」という面倒な作業が省けるというわけです。
というわけで、今回のGoogle search consoleの登録方法では、「ドメイン」の登録方法について解説していきます。
「ドメイン」で登録する場合、サーバー側の登録も必要となるため、サーバー側でDNSレコードの設定も行います。
ですが、あなたが迷わないようにきちんと実際の画面を使って解説していきますので、安心して読み進めてください!
登録までのSTEP3.「ドメイン」の登録
では、「ドメイン」の登録について解説していきます。
ドメインの欄に、あなたのブログのURLを以下のように入力してください。
※入力する際は、URLの「https:」部分を削除して入力してください。
上記では、当ブログのURLを入力しています。同じように、あなたのブログのURLを入力してください。入力しましたら、「続行」をクリックしてください。
すると、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」という画面が表示されます。
画面真ん中部分にある「Google-site~」という文字の羅列をTXTレコードといいます。このTXTレコードを、あなたが契約しているサーバーのDNS設定に入力します。
では、TXTレコードをコピーしてください。
登録までのSTEP4.サーバーパネルでDNSレコードを追加する
TXTレコードをコピーしたら、次はあなたが契約しているサーバー会社の「サーバー管理画面」を開いてください。
Google search consoleの画面は開いたままにしておきましょう。別タブでサーバー会社のページを開いてください。
今回は、エックスサーバーを使った登録方法を解説していきます。
エックスサーバーの管理画面へアクセスしたら、「ドメイン」の項目にある「DNSレコード設定」をクリックしてください。
すると、ドメイン選択画面が表示されます。
以下のように、今回サーチコンソールに登録するドメインを選択してください。
ドメインを選択したら、「DNSレコード設定」という画面が表示されます。「DNSレコード追加」をクリックしてください。
「この機能は上級者向けの機能です」と警告が書かれていますが、難しい作業は一切ないので安心して進めてください。
「DNSレコード追加」をクリックしたら、DNSレコード追加の画面が現れます。今回入力する項目は、「種別」と「内容」のみです。他の項目は空白で構いません。
まず、種別をクリックし「TXT」を選択してください。
次に、「内容」を入力します。この部分①に、先ほどサーチコンソールの画面でコピーした「TXTレコード」を貼りつけてください。
TXTコードを貼りつけましたら、「確認画面へ進む」をクリックします。
すると、最終確認画面が表示されます。そのまま「追加する」をクリックしてください。
下記の画面が表示されたら、DNSレコードの追加は成功です。
それでは、Google search consoleの画面へお戻りください。
登録までのSTEP5.サーチコンソールで「ドメイン所有の確認」
先ほど開いておいたグーグルサーチコンソールの画面へ戻り、画面右下の「確認」をクリックしてください。
すると、「所有権を証明しました」という画面が表示されると思います。
この画面が表示されたら、あなたのGoogle search console(グーグルサーチコンソール)への登録は完了です。
たまに「所有権を証明できませんでした」という表示が出ることがあります。その場合は、サーチコンソールに登録できない(所有権が確認されない)場合の対処法をクリックしてください。
「プロパティに移動」をクリックすれば、サーチコンソールの画面へ移ることができます↓
この画面が、あなたのブログのサーチコンソールのホーム画面です。お気に入りへ登録しておきましょう。
まだデータは表示されていませんが、しばらくすると上記の赤枠部分に集計したデータが表示されます。
サーチコンソールに登録できない(所有権が確認されない)場合の対処法
サーチコンソールに登録できない(所有権が確認されない)!という方も少なくありません。実は私も、今回のサーチコンソールでエラーが表示されました。
今回私が表示されていたのが、以下の画面です。
上記の緑枠部分をご覧ください。ここに、サーチコンソールに登録できなかった原因が記載されてあります。今回の私のケースは、「すでにTXTレコードが追加されている」というものでした。
原因が分かれば、あとは解消に向けて対処していけばいいだけです。
所有権が確認できない原因としては、主に以下の3つがあります。
- 処理に時間がかかっている
- TXTレコードを誤って入力している
- すでにTXTレコードを入力している
それぞれの対処法を簡単に解説していきます。
サーチコンソールでエラーが出る原因1.処理の時間
サーチコンソールに登録できない!というときに、意外と多いのが「処理に時間がかかっているから」というものです。
先ほど、サーバー側でDNSレコードを追加しましたが、この処理に時間がかかっているというわけです。
ですので、このケースの場合、特に何もする必要はありません。しばらく時間をおいて、再度「確認」をクリックしましょう。
サーチコンソールでエラーが出る原因2.TXTレコードの誤り
サーチコンソールで登録できないケースとして「TXTレコードの誤り」があります。このケースでは、TXTレコードを再度入力するという対処が必要となります。
原因は、先ほどあなたが入力したTXTレコードです。
TXTレコードを再度コピーしなおして、サーバーの管理画面でDNSレコード追加を行ってください。
サーチコンソールでエラーが出る原因3.TXTレコードがすでに追加されている
サーチコンソールに登録できない原因の一つに「TXTレコードがすでに追加されている」というものがあります。今回の私のケースもそうでした。
このケースの場合、すでに追加されているTXTレコードを削除する必要があります。今回、私が行った対処法について解説しますね。
まず、エックスサーバーの管理画面へアクセスし、「DNSレコード設定」をクリックし、対象のドメインを選択してください。
その後、「DNSレコード一覧」をクリックしてください。すると、以下のような画面が表示されます。
上記の赤枠、種別の欄をご覧ください。ここに、「TXT」という項目が2つありませんか?
もし2つある場合は、古いほうのTXTレコードを削除して、所有権の確認を行ってください。
私の場合、両方のTXTレコードを削除し、今回コピーしたTXTレコードを再度追加しました。その後しばらくすると、所有権を確認できました。
サーチコンソールの登録方法まとめ
サーチコンソールの登録方法について解説しました。無料で使用できる超優良な便利ツールですので、この機会に導入しておきましょう。
なお、ブログを立ち上げたばかりの初心者さんは、グーグルサーチコンソールで早速やるべきことがあるので、XMLサイトマップの送信のやり方をご覧ください。